★9月6日:制服の千沙姫っ!

 「花とゆめ」19を一日遅れて買ってきた。それと、「お伽話がきこえる・1」「人形師の夜・3」「怪盗セイントテール・5」(もう出てたのか・・・)。というわけで、まず花とゆめ・19について。

■花とゆめ19号
 個人的には、最近の花とゆめには見るべき作家が殆どいないという状況。じゃなんで買っているかというと、レギュラー連載陣ではなく、時々連載される望月花梨、山口美由紀、遠藤淑子、天原ふおんという作家群がいるからであります。19には、山口美由紀と望月花梨が作品を掲載しているので、最近のうちだとかなりお買い得という感じの号です。というわけで、1st Choiceは「とげ・前編」(望月花梨)。まだ前編なので全然話が見えないのだけれども、ぞくぞくするこの感覚は間違いなく望月花梨のマンガですね。後編に大期待。2nd Choiceは「朝からピカ☆ピカ」(山口美由紀)。手慣れた作品。でも、またファンタジー描いて欲しいなあ。3rd Choiceは、「サディスティック・19」(立花晶)。最近は、また割と面白くなってきたのではないかと思います。一時期の低迷は脱したか?次点はどれも「強いて選べば」的なチョイス。その中でも「オトナになる方法」は頭一つ抜きんでている作品。今回は「まとめ」的な話だったのでそれほどでもなかったけども、今回のシリーズは、一人一人の成長がうまく描写されていたと思います。面白い。それにしても、連載陣をなんとかしないとまずいのではないかと思ったりもする、最近の花とゆめ・・・。

■「お伽話がきこえる・1」(柳原望)
 んで、コミックス。今日の1番は、「お伽話がきこえる・1」(柳原望)ですね。なにがって、「セーラー服の千沙姫!!!!!!!!!!!!!!!*10000」なのでありまして。衝撃的。まじ?えーーーほんとかよ?、という感じで大サービス的超いい感じ的なカットであったりするわけだけど、これがまたいいんですよ。ほんとに。いや、もう絶対。話も良いんですけども、なんといっても今回は巻末ですね。はい。巻末なのよ。その衝撃は、あのやばさで有名になった「37℃」の4巻を越えていると個人的には思いますですよ。なんつーか、かなり理性失ってますが。いや、これでも全然あの衝撃を伝え切れてないんですが、いやほんとにまいったなぁ。やばいですよ。まずいです。はい、ネグリジェにも負けました。完敗です。20対0でコールド負けって感じ。それにしても、制服がこんなにいいとはなぁ。なんで柳原先生、学園もの描かないんでしょうねぇ。こんなに衝撃受けるとは正直予想してなかった感じなんで。もー、こーゆーのがあるから少女マンガはやめられないんだよなぁ。って、全然話に言及してないですね。話のほうもちゃんと、すごく面白かったです。10点だ。もう10点付けちゃうノ!!!

■その他〜
 というわけで(どういうわけだ?)、「人形師の夜・3」(橘裕)は、あの名作「君といつまでも」が入っていて良いのではないでしょうか。8点。「怪盗セイントテール・5」(立川恵)も、怒濤の展開で割と面白かった。でも、予想したよりあっさり展開しているなあ。ちょっと肩すかしかもしれない。6点。なんかいいかげんな感じですが、まあそれだけ、お伽話がきこえるが衝撃的だったということで。

 しまった、アーケイディアを買い忘れた・・・。というわけで、アーケイディアの評価はまた後で。

◆要チェック作品 [Writer's Choice!]
■花とゆめ96年19号
◎ 望月花梨「とげ・前編」
◎ 山口美由紀「朝からピカ☆ピカ」
◎ 立花晶「サディスティック・19」
○ 山田南平「オトナになる方法」
○ 日高万里「ありのままの君でいて」
○ 羅川真里茂「赤ちゃんと僕」

■評価
■お伽話がきこえる・1  [★★★★★]
■人形師の夜・3     [★★★★・]
■怪盗セイントテール・5 [★★★・・]

★9月7日:りりか的

■LD「ナースエンジェルりりかSOS・LDBOX2」
 今日は、後輩S君にLDプレイヤーごと借りた「ナースエンジェルりりかSOS」LDボックスの2をずっと見ていた。この「りりか」という作品は、95年度後期のアニメ作品の中でも、ずば抜けて質が高い回を含む作品である。・・・と、複雑な表現になってしまうのは、「りりか」という作品の中には、95年度後期のアニメ作品の中でも、ずば抜けて質が低い回が含まれているからである。しかし、「りりか」は、かなり不幸な生い立ち(秋元康による安易な企画/原作と、池野恋による決して出来がいいとは言いずらい[微妙な表現(笑)]原作マンガ)を背負いつつ、そのハンディを脚本、演出、出演の方々の底力によって見事に覆した素晴らしい作品である。まあ全体を平均して見れば、初期設定の破綻や設定の説明不足などが目立ちあまり評価出来る作品ではないのだが、ある回だけの瞬発力は素晴らしいものがあったアニメだった。巨大な欠点には目をつぶって、このLDボックスには10点満点をつけたい(画質もすばらしいし)。

 特に、このLDボックス2に収録されている21話〜35話には、26話「お帰りなさい・・・」、31話「花林の渡したチョコレート」、そして最後の2話という脚本、演出、出演者とも素晴らしい回を含むので期待して見た。まあ、TV放映で見ていたわけだけど、その時はVHS3倍という愛がない録画テープで見ていたので、質もなにもあったもんじゃなかったし。そして、あらためて見てその作品の素晴らしさに感嘆した。「りりか」を監督した大地丙太郎氏が今やアニメ界の将来を担う監督としてクローズアップされている理由がよく分かる。今、大地監督は「こどものおもちゃ」の監督としてその才能を余すところ無く開花させているわけだが、彼の演出についてそのうちまとまった文章を書いてみたい、と思っている。

 ところで。りりかを通して見たとして(注)最後の2話分で心が動かない人とは友達になりたくないかもしれない(笑)

 注)もっとも、3〜12話あたりを見続けるのがとてつもなく困難なのである。おまけに重要な展開をする14話では絵が派手に崩れ、高いテンションが保たれるかと思えば27話から33話まで、突然どうでもいい話になるし・・・(31話のような素晴らしい話もあるけど、それは31話だけだし)。もっともそのころには世界に引き込まれていて我慢することも出来るのだが、最初の頃はモチベーションを保つのはかなり難しい。とかく見続けるのはとてつもなく困難な事であることを付記しておこう。でも、絶対最後まで見れば見たことを後悔しない良い作品なので、機会があれば触れてほしいと思う。

 ps.りりか完璧リンクを見つけました。この作品についてもっと詳しいことを知りたくなったら迷わずここに飛ぶべし。

■評価
■ナースエンジェルりりかSOS・LDBOX2 [★★★★★]

★9月8日:こどちゃ週5

■こどものおもちゃ
 というわけで、唐突に某友人Hが押し掛けてきてこどものおもちゃを20話から23話まで見た。自分で3回位見て、友人に付き合って2回見るというのが最近の私のこどちゃサイクルである。それだけ見ても笑えるというのがすごい。もっとも、21話はこどちゃ史上最低の出来だったけども。絵もめずらしく崩れていたし、話もオリジナル編第一回を飾るにはちょっと散漫な出来だった。残念。

 で、23話「晴れときどき行方不明」。19話で語った設定を、あっさり覆してしまうあたり大地監督はあのセリフ(見てない人に悪いのでばらせないけど・・・って見てる人には分かるかな?)にひっかかりを感じていたのだろうか。もっとも、私としてはやっぱり23話のほうにひっかかりを感じてしまって、素直に楽しめない部分がある。このひっかかりさえ除けば、愉快で楽しい話なんだろうけれどな。この話は、特にぜんじろうの演技が光っていた。

■Nifty岡野会議室終了!
 って、大地監督作品の話ばっかりだな。たまには岡野先生の話題もしないと・・・。というわけで、Nifty-ServeのFCOMICAL MES3で開かれていた岡野史佳会議室もめでたく今日8日24時をもって終了。私も、結果的に頭のネジ10本位飛ばして書き込んでいました。おそらく、会議室の様子はNiftyのライブラリに登録されるはずですので、これから読みたい方はそちらからダウンロードするのが良いでしょう。かなりテンションの高いやりとりを読むことが出来ます。

★9月11日:こどちゃ記事

■アニメージュ10月号
 「こどものおもちゃアフレコレポート」が載っていたので、アニメージュを買う。これ、半ページ*2なんだけど結構面白かった。関西の方じゃ、こどちゃのアフレコ風景がテレビに流れたらしいし、なんかうらやましい。紗南役の小田静枝さんは金曜の昼に関東のどこだか忘れたけどFM局でDJしているらしいので今度チェックせねばーという気にさせられちゃった。エスカフローネも佳境だし、いいことばかり。これで、秋の新番組に一つ位あたりがあれば言うこと無しなんだけどなぁ。

★9月13日:衝動買い

 実家へ帰る途中で秋葉原によって、ずっと買うかどうか迷っていた「かると赤ずきんチャチャ」と「まるごとりりかSOS」を買った。うーん、どちらも愛は感じられるんだけど、肝心の出来は今一つ。これ買うんだったら、LD買うために貯金してたよ的な後悔をしてしまった。

■CDROM「かると赤ずきんチャチャ」
 「かると」のほうは、真仁ちゃんしか喋らないのが結構致命的かも。誰もしゃべらないか、それとも全員しゃべるかのどちらかの方が良かったよーな。メインのカルトクイズの出来は結構良いのだが、おまけ全部あわせても6000円オーバーというのはきびしい。一番良かったのは、やっこスイーパー(やっこちゃんでマインスイーパーをする)のゲームオーバーのせりふ「だめだこりゃ」かな(笑)結局チャチャのファンなので5点。「許せる」出来だとは思う。ファン以外はさらに点は低いけど、こんなのファン以外買うわけないしな。

■CDROM「まるごとナースエンジェルりりかSOS」
 「まるりり」は、まるごとシリーズの定型的な作り。今回から音声ファイルが階層化されたけど、かえって参照しずらくなっているような気もする。相変わらず、音声の質が今一つ。もう音声ファイルにして売り出すだけでは成り立たないということを、もっと認識すべき。といっても結局買ってるんだけど。でも、なんかりりかの声が違わないか?本編セリフは、マスターからのサンプリングなのだろうか。画像も、ただそのままキャプチャーだったりただスキャンしただけだったり、もうちょっと手間をかければ使えるものになると思うのだけど。もっとも、素材として使うには、こっちのほうがいいとは思う。なんにせよ、決定打に欠けたソフトであることは確か。4点。

 ・・・ちょっと散財気分の今日であった。

■評価
■かると赤ずきんチャチャ        [★★☆・・]
■まるごとナースエンジェルりりかSOS [★★・・・]

★9月14日:いい感じ的

 昨日買ってきたりぼんの新刊「ベイビィ★LOVE」(椎名あゆみ)と「猫の島」(小花美穂)を読む。

■「ベイビィ★LOVE・2」(椎名あゆみ)
 うーん、いいですねえ。といっても、「無敵のヴィーナス」以来、椎名あゆみに関しては半ば思考停止状態なので、あまり客観的じゃないかもだよ。なんていうか、心にぴたっとはまっちゃうんですね。9点です。あまりキャラクターとか絵とかに思い入れとかしない方なんですが。って、してるじゃねーか。この作品も、話的にはさほどひねってあるわけでもなく、素直な少女マンガなんですが、そんな事はこの際どうでもいいわけで、やっぱ素直な作品の一途なパワーってものがあると思います。「マインド・ゲーム」や「無敵のヴィーナス」もそういう作品でしたけども、今後もその一途なパワーを生かして王道を猛進してほしいと思います。

■「猫の島」(小花美穂)
 で、「猫の島」(小花美穂)。よく分からないけどなんだか暗い、そして暗いんだけど笑いもある、という「小花的」な作品で帰ってきたって感じですね。「こどものおもちゃ」でノッてる小花は、こういう作品も描けます。表題作「猫の島」は、半猫人の話。割と類型的なストーリー展開だけど、私には伝えたいと思う事が伝わってきた。「こどものおもちゃ」もそうだけど、この人の作品の暗さってのは、いかに生きるかというのを割と正面から描こうとするところから来る暗さだと思う。それが、昔の作品だとあまりにフィクション的すぎて逆に笑えてしまうという感じだったのだけど、その方向性をちゃんと生かせるくらい技量が上がってきた、かな。でも、まだまだこんなもんじゃないはず。今後に期待を込めて8点。

 てなわけで、来月の吉住渉の新刊に期待しよう。(でももうだめかな?)

■みんな行ってる某イベント
 母校の文化祭に行ったら、私が部長をしていたパソコン部で、今高3の元部長がリムルルとナコルルのポスターを描いていた。これが、とてもらぶりぃな出来で、思わず持って帰ろうと思ったが阻止されてしまった。しかし、彼に「来年あたりコミケにサークル参加してそうだな」と言ったら、もう数年前からしているらしい。まったく、横のつながりが全く無い割にみんな行ってるんだからなぁ・・・・。

■評価
■ベイビィ★LOVE [★★★★☆]
■猫の島       [★★★★・]

★9月18日:ときめきといえば

■ときめきトゥナイト購入
 ときめきと言えば、最近は巷で大流行の「ときメモ」なわけだが、私にとってはなんといっても、「ときめきトゥナイト」。というわけで、「ときめきトゥナイト全30巻」を衝動買いし、ついでに「りりかSOS全4巻」まで買ってしまうという暴挙に出てしまった。本棚はほぼその収容能力の限界に達していて、もう入るところがないんじゃないかという。

 はっきりいって、実家で妹が持っていてまだ買うか的な思いも否定は出来ない。ここまで来るともう池野恋マニアなんじゃないかと自分でも思う。でも、ときめきトゥナイトの第二部(なるみちゃんと鈴世が主人公)が、そりゃあもう昔から大好きで、今回も第二部を手元においておきたかったのと、あと第三部がどのように完結したのかを知るために(27巻位までは読んでいたのだけど)うっかり買ってしまったというわけ。もっとも、2500円という画期的なお値段のせいでもあったのだけど。これがまた、2500円とは思えない程度の良さで、ちょっと感動。読み直してみて、やっぱりときめきトゥナイトは第二部だなと改めて思ってしまった(うちの妹は第一部の方が絶対いいって言い張ってますが)。やっぱり、なるみちゃんと鈴世がかわいそうで泣けますね。

■「ナースエンジェルりりかSOS」(池野恋)
 それに比べて、リリかSOSの出来の悪さといったら。1巻がつまらなかったんで買ってなかったんだけど、後輩Sの家で2、3巻を読ませてもらって意外に面白かったんで、そろえてみたわけですが。これがまた完結巻の4巻がかなりシオシオな出来でして。あの感動的なアニメ版のエンディングから、デューイと音楽と大地演出を引き算して、無理矢理な展開を足し算するとああいう悲惨なものが出来上がるという。2、3巻は独自の展開でそれなりに面白かったんだから、無理にアニメ版にあわせる必要はなかったと思う。かえって池野作品らしからぬ不自然さで、ちょっと悲しくなってしまった。しかも、番外編でデューイが無理矢理出ているし。やっぱり、「りりか」を作るにあたって池野恋は、キャラクター原案だけすれば良かったんじゃないか?って、ちょっと言い過ぎか。

 というわけで、実家と下宿に2セットあるときめきトゥナイトを今後どうするかが、重要な問題になるのであった・・・・・・・本当にどうしよう(汗)。

★9月19日:ウォーターガーデン

■「Wの庭園」(望月花梨)
 今日は、待ちに待った、待ちに待った望月花梨「Wの庭園(ウォーターガーデン)」の発売日。こんなに発売が心待ちにされているコミックスはわかつきめぐみ「水のソルティレージュ」を除いて他にないんじゃないか。望月花梨の一番の名作は「Wの庭園」か、「純粋培養閲覧図」の1だと思っている私としては、これで晴れて望月花梨を大手を振って勧められる。というわけで、「望月花梨を読もう」キャンペーン開催中。

 でも、今日は昼からバイトでなかなか買いに行けなかった。くすん。バイトが田町だったので、帰る途中に渋谷のまんだらげとアニメイトに行ったのだが、昨日の余波でこれまた少女マンガの古本、10冊も衝動買いしてしまった。その上、今月の花とゆめコミックスの新刊は、べらぼうに買う本が多くて(「オトナになる方法・8」「そりゃないぜBABY・9」「瞳・元気・8」「わたしの猫は王子様・2」「Wの庭園」)、もうシオシオだ。いや、うれしいんだけど。

 さて、「Wの庭園」(望月花梨)。とにかく、表題作「Wの庭園」がイイ。さて、話を要約しようとして思ったんだけど、これ、要約しようのない話なのだ。設定はかなり錯綜しているし、各話で主題を微妙にずらしているし。それでも、トータルで一つのまとまりが出来ているところが素晴らしい。望月花梨の作品は一貫して、いかに「救い」というものが存在するのかということをテーマにしてきたと思うのだが、その形をもっともストレートに出してきたのが「Wの庭園」だと思う。望月作品って、割と「救い」のありようがない作品もあるのだけど、それは、それだけぎりぎりの所で創作をしているという事。もう一つの収録作品「マーブルピンク」は、これまた中学生の男の子と女の子が出会い、別れるまでの話。といっても、ストーリーは、そのパターン的な分類からかなり遠いところにある。これも、はっきりいって私は「読め」としか言えない。こんな日記のようなところで、2、3回読み返しただけでちょこちょこ書けてしまうような底が浅い作品じゃないので。いいです。深いです。NIKKEI-Xでも望月花梨が取り上げられていたそうですが、ほんと、今一番話題にされるべき作家でしょう。残念なのは望月先生は大学生なのだそうで、なかなか連載などの量産が出来ないこと。もっともっとコンスタントに描いて欲しいんですが。とにかく、これはもう10点満点の作品です。

■「わたしの猫は王子様・2」(天原ふおん)
 って、Wの庭園だけで終わるわけにはいかないので、あと少しだけ。「わたしの猫は王子様・2」(天原ふおん)。絵が好きなら買って損はないと思う。僕は、かなりはまった。話も、ちょっと変わった切り口から描いている。ご都合主義が割と多いかなという気もするけどね。天原ふおんさんは、今花とゆめで一番期待出来る新人さんだとここで断言しよう。でも、友人Sは1巻を「全然つまらん」と言っていたので、やはり趣味にかなり依存するみたいだが。僕は好きなので8点つける。

■その他
 あとの3作品は可もなく不可も無し。前までが好きだったなら買っても損はなし。「瞳・元気」は、もうそろそろ佳境のようで、ただでさええぐい話の展開がこれからさらにえぐくなっていきそうな予感を漂わせている。やだなあ。

 最後に今日買った古本の内訳。今日はいちいち全部感想書けないんで(笑)暇になったら書こう。「聖・はいぱあ警備隊」(森生まさみ)1、2。「P.A」(赤石路代)1、2、4。「とまどいのシチュエーション」「XASZA」(田村純子)2、3。「少女小説家は死なない!」(にしざわみゆき)1、2。とりあえず、P.Aを全巻収集せねば・・・。

■評価
■Wの庭園        [★★★★★]
■わたしの猫は王子様・2 [★★★★・]

★9月20日:第三部は納得いかーん

■花とゆめ20号
 とりあえず、花とゆめ20。1st Choiceは「とげ<後編>」(望月花梨)。ちょっと前半に詰め込みすぎて後半が軽すぎるというバランスの欠如を感じるが、それでも話をきちんと展開させているのはすごい、と思う。あとは、このセンスが好きかどうかになってしまう。たぶん、好き嫌いがかなり露骨に別れるタイプの作家だと思うし。そういえば、どこぞやで山中音和とカップリングして望月花梨を扱っていた人がいたが、僕はこの2人って全然別物だと思う。かたちやスタイル「だけ」の表層的な類似性にとらわれるべきではない。つまり、「文学的」って言葉はスタイルの問題ではない。

 とまあ、今回は望月花梨に尽きるわけですが、それだけじゃまずいので続き。2nd Choiceは「わたしの猫は王子様」(天原ふおん)。やっぱりご都合主義が鼻につくところはありますが、それを補ってあまりある魅力があると思う。もっとも、あとは好みの問題になっちゃうんだけど。3rd Choiceは「少女鮫2」(和田慎二)。基本設定が固まってきたので、もうぼちぼち本格的に話が展開しそうな予感。次点は「ありのままの君でいて」と「瞳・元気」。前者は、設定が多くなりすぎて読みにくくなってきた。設定に頼りすぎるのも問題。後者は、いままでのえぐさを越えるとんでもない展開。これが最後の山場だと思うが、それにしてもねえ・・・。

■ときめきトゥナイト
 んで、夜はひたすら「ときめきトゥナイト」を読んでいた。個人的に好きな第二部から読み始めて、最後まで。どうやら自分は28巻分までは本誌で読んでいたみたい。にしても、結末には納得がいかない。なにって、全然完結してないし。第三部は、本誌で読んでいるときは印象がかなり悪かったけども、通して読んでみればさほどつまらなくはなかった。折角これだけ描いてきたんだから、最後がちゃんと完結してなくて尻切れになっているのはもったいない。ぜひとも完結させてほしい。読み返してみて思ったが、トータルでみればやはり「名作」と呼ぶべき長編少女まんがと言えるだけの面白さがあった。「りりか」は外したけど、あれはアニメの演出が優秀すぎてそれに引きずられたという不幸な一面もあるので、次回作には期待してます。

◆要チェック作品 [Writer's Choice!]
■花とゆめ96年20号
◎ 望月花梨「とげ<後編>」
◎ 天原ふおん「わたしの猫は王子様」
◎ 和田慎二「少女鮫2」
○ 日高万里「ありのままの君でいて」
○ 藤崎真緒「瞳・元気」

★9月22日:606・・・

 某企画との関係で、蔵書リストと、俺ランキング少女まんが編を作ってた。しかし、蔵書数えたら606冊・・・。大学1年の春から少女まんが買い始めて、一年目の終わりに200冊、二年目の終わりに400冊だったのに、今年はまだ秋口だというのに600冊を突破していて、ちょっと購入ペースを落とさねばと思った。このままでは本棚が破綻する・・・というか、もうしてるんだけど。やばい。

★9月28日:商売上手

 エスカフローネのサントラ3を購入。しかしまあ、エスカフローネの商売戦略はうますぎる。エヴァもそうだけど。曲も良ければ、歌も良い。エスカが好きな人なら、買っても損はないんじゃないでしょーか。

 高校時代の先生に頼まれていた「うえぽん・1」(いしかわじゅん)を発見したので早速購入。で、また違う古本屋で「プリティ・グッド」(ひうらさとる)を発見したので、これまたゲット。

■「プリティ・グッド」(ひうらさとる)
「プリティ・グッド」は、ひうらさとるがなかよしで描いた最後のやつだと思うけど、うーん、なるほどなんで移籍したのかがよく分かる作品。けっこう面白いです。7点。

■LaLa11月号
 さて、買ったはいいものの忙しくてろくに読んでなかったLaLa11月号について。忙しかったのもあるけど、なにせ面白くなかったから読んでないというほうが正しい。ちょっとびっくりしてしまったではないですか。というわけで、1st Choiceは「お伽話がきこえる」(柳原望)。意外というか、とんでもない展開。一体これから、一体これからどうするの〜。目がはなせませんね。2nd Choiceは「人形師の夜」(橘裕)。期待を裏切らない完結。でも、あまり連続性つーか、連載だった意味があまり無いような。3rd Choiceは、「NATURAL」(成田美名子)。安定して中堅。でも、CIPHERの頃のような「熱さ」というかなんというかが無い。テーマにもよるけどね。次点は「幻影奇譚」(いなだ詩穂)と、「ハッスルでいこう」(なかじ有紀)。「幻影奇譚」は、LaLaっぽい幻想物語。でも、あまりにこじんまりとまとまりすぎ。ハッスルも、安定しているものの、どーも低調という印象を拭えない。といっても、あまりに話が進まないので厳しい点をつけがちなだけで、面白い。

 それにしても、今月のLaLaはひどいという印象が強すぎる。「キス」(マツモトトモ)は、頼むからもう続けるな〜と言いたい(良かったのは最初、・・・強いて言えば#2まで)。「こっぱみじんの恋」(米沢りか)も、はっきりいってここまで続けるほどの作品ではないよーな。だらだらだらだらと続けるのは少年、青年誌の悪しき模倣。極めつけは、「っポイ!」(やまざき貴子)、「今日もみんな元気です」(猫山宮緒)の2作品。当初の方向性が、「無理矢理」ねじまげられているという印象しかない。何の進展もしないままだらだら続けるのもなんだが、受けている作品を更に受ける方向に持っていこうとしてねじ曲げるのは、どうかと思う。紙面づくりが、マーケティングに負けてるんじゃなかろうか。一部の好みにあまりに偏向しすぎている印象が強い先・今月のLaLaをみると、そう思う。

 まー、私とかも本来のターゲットからははずれているわけで、どーこー言っても仕方がないのだけども。私の好みにあわせろとは言わないから、あまり読者に迎合せずに、編集者が「良い」と思った作品を送り出して欲しいと切に思う。

◆要チェック作品 [Writer's Choice!]
■LaLa96年11月号
◎ 柳原望「お伽話がきこえる」
◎ 橘裕「人形師の夜」
◎ 成田美名子「NATURAL」
○ いなだ詩穂「幻影奇譚」
○ なかじ有紀「ハッスルでいこう」

■評価
■プリティ・グッド [★★★☆・]

★9月30日:満員御礼

 今日の岡野史佳Encyclopedia-on-WEBは、なんと1日49参照。これはもしかして1日の参照数の新記録でわ・・・。ちゃんと調べてないからわかんないけど。これも、ときめきくらぶ日誌で紹介してもらったおかげでしょーか。それとも、README!に登録したおかげでしょーか。後者ならすぐアクセス数は落ち着くだろーけど。それにしても、人が来てるとちゃんと更新しないとなーと思いますね。・・・だけど、なにせ何かと色々とありまして(表日記を見てると無いようだが、色々とあるのです)更新は甚だしく滞りがちになっています。この怒濤の勢いで、冬コミ原稿も落としそう・・・。