★8月9日:私は少女まんがが好き

■今日からはじめます〜
 今日から、私が買っている少女まんがを中心とした日記みたいなものを書いてやろうと画策しちまいます。ちなみに、私が買っている少女まんが誌は、花とゆめ、LaLa、LaLaDX、ルナティックLaLa。だから、毎月5、20日前後に花とゆめ、24日前後にLaLa、隔月の10日にLaLa増刊系の更新がされる(はず)。あと、毎月5、19日前後にその月に発売される花とゆめコミックス、15日前後にりぼんマスコットコミックス、5日前後にKCなかよし、KCフレンド、26日前後にフラワーコミックスのものが更新される(でしょう、たぶん)。不定期に、衝動買いした古本漫画の感想ものるはず。アニメも「こどものおもちゃ」「天空のエスカフローネ」を中心に見てるので、適当に感想があがる(はず)。要は、全部予定は未定。

■LaLaDX9月10日号
 というわけで、記念すべき第一回は今日発売のLaLaDX9月10日号。わりと水準作がそろった号です。この号の1st choiceは「ほとんど以上 絶対未満」(桑田乃梨子)かな。くわた先生の王道という感じで「いい奴なんだけど不運な男」+「むちゃくちゃな女」というパターンです。いい話です。最近、くわた先生は「瞳の中」も中途半端に終わってしまい(コミックスでちょうど1話分、加筆されていましたが)不調のようだったので、調子をとりもどされているような印象をうけました。2nd choiceは「きみの海へ行こう」2(岡野史佳)。前々号のLaLaDXに掲載された話の続編です。岡野作品永遠のテーマともいえる、南の海とイルカと少女というテーマの作品です。前作がとても優れた短編だったので、ずるずる引き伸ばさないでほしいなと思っていたんですが、これは続編の価値あります。ここまできたならまた続くかな。3rd choiceは「天然素材でいこう」(麻生みこと)。安定して面白いという、いまやLaLaDXを担う連載だと思います。今回は、ちょっとページ数が短かったこともあって、ちょっとごちゃごちゃしているような気がしました。面白かったんだけど。次点は「MY MIND, HIS MIND」(水野十子)と「お空のあな」(田村純子)かな。My...の方は、ちょっと強引な設定と話の展開で損をしているけど、丁寧な描写がすばらしいと思う。「お空のあな」は、ちょっと散漫でごちゃごちゃした印象があるけども、一本筋が通っていて気持ちよかった。

 さて、この先どのくらい続くだろーか。

◆要チェック作品 [Writer's Choice!]
■LaLaDX96年9月10日号
◎ 桑田乃梨子「ほとんど以上絶対未満」
◎ 岡野史佳 「きみの海へ行こう2」
◎ 麻生みこと「天然素材でいこう。」
○ 水野十子 「MY MIND, HIS MIND」
○ 田村純子 「お空のあな」

★8月15日:ねこ山みゃーお

 古本が出てなかった猫山宮緒「今日もみんな元気です2・3」を筑波の古本屋で発見。早速ゲット。その後、本屋で1を見つけてそろえる(もしかして4巻出てる?)。昔、あまり猫山宮緒を好きじゃなかったから読んでなかったと錯覚していたが、実は私がLaLaを買いはじめたちょうどのころにデビューした人なので、本誌でほとんど読んでいたのであった。最近好きになったので、好印象をいだく作品が多い。昔は絵柄が嫌いだったんだけども。

 ちなみに、同じ古本屋で昔好きだった「Pなつ通り1・2」(秋元奈美/なかよし)を収集。2巻で終わりだと思ってたら実は3巻があった。むむう。

★8月18日:田舎は古本が安い

 というわけで、田舎の古本屋に行って何冊か買ってきた。那州雪絵「ダーク・エイジ」「フラワーデストロイヤー」「天使とダイアモンド1・2」。どれもグリーンウッドの後の作品で、どれも暗い。ちょっと那州雪絵が落ち目になりつつあるころの作品だと思われてるが、「フラワーデストロイヤー」「ダークエイジ」はいい作品だと思う。昔、高校生のころに読んで強烈な印象を受けた。でも暗いよな。これで那州雪絵は全揃い。あと、もはや3セット目の「37℃」とあゆみゆいの旧作2冊を買った。これであゆみゆいはほとんどそろったかな。でも、探していた「Pなつ通り・3」はなかった。残念。

 ところで、現在Nifty-ServeのFCOMICAL MES3で岡野史佳会議室が開かれています。もしアクセスできる方は見てみるとよろしいんではないでしょうか。なかなか面白いです。私もネジが一本位飛んでます。

★8月19日:買いたい買いたい病

 湘南台に帰ってきて、とりあえず古本屋をめぐる。今の私は「買いたい病」にかかっている時期なので、つい買ってしまう。くりた陸「ぷっちんHiSchool」「寝顔は見ちゃいや」、秋本奈美「花まるカンパニー」を買う。安い。「Pなつ通り・3」もあった。しかし、痛恨の出来事が。「天使とダイアモンド」は、こっちで買ったほうが安かった・・・。重い本を実家から運んできた俺って・・・。あと、Pなつ通りの3だけがなかよしの旧装丁だったので、本棚にあわないったら。むむう。最後に、清水ゆーり「魔法使いでもいいよね」を買う。最近、いいかげん花とゆめコミックスでは買うものが無くなってきたので他のものを買うことが多いが、どーも期待以上というものがない。悲しい。

★8月23日:はるばる来たぜ福岡

■福岡探訪シリーズ・その1
 というわけで、福岡に来たぁ〜。どうやって来たかなどの細かい話は表の日記に任せるとして、ここでは岡野史佳関係に絞って福岡散策記を書きたいと思う。

 この日は、天神周辺と大壕公園駅を見てきた。岡野作品にたびたび登場していた「天神コア」とか。フルーツ果汁に描かれていた時より、手前のビルが高くなっていました。次に、天神地下街。テンちゃんとるりがフルーツ果汁の3巻で待ち合わせをしていた時計が本当にあったりした。もう描かれた時からだいぶたってるので、名残なんてあんまりないだろーなーと思って行ったのだが、ところがどっこいまだ割と細かいところまで残っていた。色々食べ歩きながら大壕公園駅の方へ歩いていく。大壕公園駅周辺もなんかすごく綺麗で色々写真とったんだが、夜だったのであまりきれいに写ってなくて残念。この日は見てまわるというより、食ってばかりだった。

★8月24日:動物園と西新と焼きそば

■福岡探訪シリーズ・その2
 この日のメインは、フルーツ果汁に出てくる「福岡市動植物園」および「南公園」である。なんて、実はどこにでもある公園で動物園なんだけど、同じアングルで写真がとれるかどうかに挑戦していたので、どこにでもあるかどうかはどうでも良かったのである。

 この「南公園」と「福岡市動植物園」、隣にふたば学園(漢字失念)小中高という女子校があって、土曜日の昼下がりに男4人で動物園というシチュエーションは怪しさを隠せず、通りを歩く生徒達に不審がられまくった(笑)。まあ、同行者某氏による「この学校はどの方向から見ても外からプールが見えない構造になっている。残念。」という発言もあるので、怪しがられても仕方がないということもある(汗)。

 降りるバス停が不適切だったのか、山一つ登って降りて動植物園の入り口につくと、そこにはマンガと同じ構図で入り口があった。なーんて、どうでもいい事のようだが実は重要である。とりあえず入り口を写真にとる。確か、写真をとっている時に横にいた男2女2のグループに異様に不審がられたが気にせずに中に入る。

 ゴリラがいた檻、象がいた檻、シロクマがいた檻など、まったく同じ構図であったので結構感動してしまった。階段なんかも、本当に取材に基づいて書いていたのね〜という感じだった。もっとも、ゴリラがいたところの檻はもう使われてなかったけれども。「これは」と思ってみんなでキャラメルを売っている売店を探したけど、無かった。もしかしたら探せばあったのかも。

 動物園を西門の方へ抜けると、すぐ「南公園」の入り口に出る。で、南公園にあるはずの池などを探しに行ったが、「南公園」自体はあったのだが構造は想像していたものとは全く違い、小高い山の上にある公園だった。池もなく、南公園の中は架空のものであるらしい。もしかしたら福岡のどこかに同じ名前の公園があるのかもしれないが、とりあえず同じ風景を見つけることは出来なかった。

 バス停の方へ山を降り、次に西新の方へ向かう。そこには福岡在住H氏の母校があり、そこは「海育ちの風」に出てきた学校の正門があるらしいのだ。んで、バスで西新の方へいくと、確かにその学校の正門は、「海育ちの風」そっくりだった。これまたびっくり。

 この日は、その後だらだらと街中を散策するというだらけた観光モードに変わって、最終的に天神に出て焼きそばを食うというなんだかわからない結末に終わった。もっとも、焼きそばとお好み焼きがめっちゃ旨かったので良かったけれども。

★8月25日:恋の浦

■福岡探訪シリーズ・その3
 最終日、夜行で帰る我々には割と時間があった。んで、「フルーツ果汁」4巻に出てくる恋の浦まで1時間少々で行けるというので、行くことにした。なんと、泊まらせてもらっていたH氏の親父さんが恋の浦まで車で乗せてってくれるという事になり、交通機関まで同じ!これは海の写真がとれるかなと思っていたが・・・・、なんと同じ構図がとれました。おそらく「フルーツ果汁」では、福岡都市高速に天神北ランプから乗っているのだけれど、我々はその一つ手前の西公園ランプから乗った。すると、高速道路の上から海の中道や能古島のほうを眺めると全く同じ構図があった。これまた感動ものであった。

 さて、恋の浦に到着するが、フルーツ果汁の舞台になった「恋の浦スポーツカルチャーランド」には、なんと入場料が要った。なんて、当然だが、さすがに取材に1200円も払うのはばからしい。というわけで、私が代表して取材に入るという事態になってしまった。といっても、中は払うだけの価値があった。ただ男一人で歩いているというのは少々異常な風景だったことは否めないけども。で、色々歩き回った結果、このレジャーランドを一望する視点はどうやらスライダーの頂上から見たものだと判明。フルーツ果汁と同じ写真をとるまでそこまでするか、という疑問もあるが、料金をはらってスライダーに入り、頂上まで行って写真をとった。これがまた、今まで撮った写真の中で一番忠実度の高いものになってとっても感動!山の向こう側に海が見えたのも感動ものだった。ついでに、この写真をとった場所は、左側を向くと「海育ち」に出てきたような海を一望する視点でこれまた感動的な風景だった。

 で、滑らずにおりてきて(私は実は高所恐怖症・・・)、彫刻の森の方へ向かう。中はちっちゃそうに見えて、本当に広くて歩くのが大変。構内バスが出ていたので、それでとりあえず最終目的地まで行って、帰り際に写真をとりつつ帰ってくるという作戦をとった。木々の間を彫刻を見ながら歩くというのが気持ちよくて、肝心の写真をとる方はかなりおざなりだったのだが、それでもなっちゃんが「いい女ナンパしたぜー」と言っていた彫刻や、テンちゃんが寝ていた広場などをきっちり見つけて写真に納めてきた。最後の最後に、門の写真を写してフィルム切れ。ちょうどぴったりだった。

 博多駅まで戻ってきて、これから24時間の車中での暇つぶし用にLaLaを買い(本当は本を痛めちゃうから旅行中には買わないんだけど・・・)、列車に乗り込み福岡を去った。

★8月26日:バランス崩れかけ?

■LaLa10月号
 というわけで、車中でずっとLaLaを読んでいたわけである。んで、今月のレビューといきたい。もっとも、今月号には岡野史佳作品がないのでかなり悲しいものがある。うむむ。

 今回のLaLaは、どーも長期連載と短期連載のバランスが崩れているような気がする。ここ最近はずっとそうだと思うんだが、新連載キャンペーンということで3話完結のものを毎号用意するという手法が悪く作用しているような感じだ。3話では、完結する話も完結せず、どうもどれも中途半端で終わっているような感がある。それはともかく、長期連載はあいかわらず好調だし、それほど心配するほどの事でもないような気はするけども。

 んで、1st choiceは「彼氏彼女の事情」(津田雅美)。これからずっと津田雅美を1st choiceにしてしまいそうな位、今、充実した作品を描いているなと思う。とにかく、構成の秀逸さは他を抜きんでている。同じ時間を二人分繰り返して描くなんて、誰でも思いつきそうだけど、それを抜群に面白い話で仕上げられるのは今、この人だけだろう。ただ、1話分の構成は素晴らしいのだけれども、話が長くなった時にきちんと計算されている話が描けるかどうかでこれからの作品の傾向が分かれそうな感じ。まあ、津田雅美は骨の髄まで短編作家のような気がしているけども(誉め言葉)。2nd choiceは、「MAGIC<後編>」(清水玲子)。はっきりいって、こいつはたまげた(死語)ストーリー展開だった。さすが、ストーリーテリングの名手と言われているだけはあるなと思う。どうも輝夜姫にはあまり好印象がないのだけれども、この作品で彼女の恐ろしさが分かったような気がする。3rd choiceは、「お伽話がきこえる」(柳原望)。これまた、驚きのストーリー展開。今まで同じパターンを繰り返してきたのは、この驚きを演出するためなのだろうかと一瞬疑ってしまったが、ま、そういう事はないんだろうな。これで一清が死んだら一体この話は成立するのだろーかと思うが、本当に死にそうな話の展開なので、ちょっとこの先を読むのが恐ろしい。次点は、「っポイ!」「人形師の夜」「ぼくらはみんな高血圧!」である。「っポイ!」は、絶対面白い話なんだと思うし、実際面白いんだけど、読むにはあまりにJUNEっぽい描写が多すぎてなんだかなーという感じでしかない。どうも、話を読ませるのに不必要な描写が多すぎないだろうか。といってもそれを喜ぶ読者がきっとすごく多いんだろうな。「人形師の夜」、今回は面白い方の展開だった。「人形師の夜」は、どうも不必要に重くなったり軽くなったり、ストーリーと描写の距離のとりかたが不安定ぎみだと思うのだが。今回のストーリーは、連載ということもあってボリュームのある話を丁寧に描いてるなという感じで好感が持てた。最後に「ぼくらはみんな高血圧!」。ただのバカ系ギャグマンガかと思っていたのだが、実は宇野亜由美って化け始めているんじゃーと一瞬幻想を抱かせてしまうエネルギーがある。一時期の岡田あーみんがふと頭によぎる。

 「ハッスル」や「NATURAL」は面白いのだけど、なんというかこう、訴えかけてくるものが最近欠如しているので選べなかった。ささだあすかも、なんというかちょっと困難を前にして困っているなという感じがした。連載陣が悪い意味でマンネリ化しはじめているような気がするので、とりあえず樹なつみには「獣王星」の続きを描いてもらいたいなと思う。いい気分転換になると思うのだが。おそらく「八雲立つ」が人気がありすぎてやめられないんだろうなとは思うが、どうだろうか。

◆要チェック作品 [Writer's Choice!]
■LaLa96年10月号
◎ 津田雅美「彼氏彼女の事情」
◎ 清水玲子「MAGIC<後編>」
◎ 柳原望「お伽話がきこえる」
○ やまざき貴子「っポイ!」
○ 橘裕「人形師の夜」
○ 宇野亜由美「ぼくらはみんな高血圧!」

★8月27日:大まちがい

 上山@hit.ntt-at.co.jp氏から、このページの間違いの指摘が・・・

 確かに、那州雪絵「フラワーデストロイヤー」の制作は、グリーンウッド終了前でした。しかも、グリーンウッドがはじまってすぐ出てるんだよね、「フラワーデストロイヤー」って。うーん、あんまり「ダークエイジ」の印象が強かったんで、混乱していました。すみません。昔の日記を変えるのはちょっといやなんで、ここでバグFixしておきます。